第1回NARO食と健康の国
際シンポジウム「「食」の研究を世界の市場へ」

NARO 1st International Symposium on Food and Health 'Food Science to Market, from Local to Global' NARO 1st International Symposium on Food and Health 'Food Science to Market, from Local to Global'

申込締切を 2月27日(日)まで延長します。
※1000 人に達し次第、受付を終了させていただきます。

英語版ウェブサイトはEnglish Website
ご確認ください。

農研機構では、
2022年3月にグローバルな視野で研究を進める食品関連企業や大学、研究機関に参加を呼びかけて、
「食と健康」をテーマにした国際シンポジウムをオンラインで開催します。
ご関心のある方は、事前登録の上、ぜひご参加ください。

世界の農業・⾷品産業を取り巻く状況は⼤きく変化しています。新型コロナウイルスのパンデミックによりフードチェーンの脆弱さが露呈し、⾷料安全保障の重要性が再認識されました。気候変動による農畜産物生産の不安定化が顕在化する中で、世界の⼈⼝増加にともなう⾷料需要の拡⼤も予測されており、持続的な食料生産と供給の実現は世界全体の課題です。

栄養と健康に着目したグローバルな食品の価値向上とマーケット拡大は、世界中の人々の栄養改善と健康長寿の実現を通してSDGs達成に貢献する取組であるとともに、食品関連産業におけるビジネスチャンスでもあります。

この国際シンポジウムは、基調講演セッションと3つの分野別セッションで構成されています。それぞれのねらいは以下の通りです。また、各セッションのテーマに沿って、業界をけん引する企業に参加いただき、特徴ある取組の紹介や研究開発ニーズのマッチングを目的とした「ピッチ」を実施します。

 基調講演:「「食と健康」のグローバルトレンドと国際イニシアチブ」「「食と健康の課題解決」に向けた企業の挑戦」「基礎から実用化まで切れ目ない研究開発による機能性食品の開発と将来の健康食品研究」「食と健康:科学だけでは不十分!」についての話題提供により、シンポジウムのコンセプト「食の研究を世界の市場へ」に関する成功事例を共有します。
 セッションⅠ「栄養・健康」:ヘルスプロモーションに注目した食と健康の国際的なトレンドのなかで、機能性表示制度や栄養のメカニズム研究など、栄養管理のイノベーションを通して「食による健康長寿」を目指す最先端の研究を紹介します。
セッションⅡ「豊かな食と健康を支える作物開発」:人口増加および気候変動で不確実性が増す21世紀の農業生産に対し、ゲノム情報、センシング・ICTを駆使した作物開発によってどのような最適解を導くことができるか? 最先端技術を紹介して、今何ができるのかを議論します。
セッションⅢ「食品科学から世界規模のビジネスへ」:アグリ・フードテックにおける研究開発、標準化・規格基準化、おいしさの追求などのブランド化戦略について、オープンイノベーションの視点で議論します。
ご関心のある方は、事前登録の上、ぜひご参加ください。

 

事前登録はこちらから

後援

農林水産省 (MAFF),ワーヘニンゲン大学研究センター (WUR), フランス国立農業研究所 (INRAE), オランダ王国大使館, 在日フランス大使館科学技術部, Foodvalley NL, Vitagora

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運営協力

日経サイエンス

日時

  • 2022.3月1日(火曜日)日本時間14:00~17:20
  • 2022.3月2日(水曜日)日本時間14:00~17:15

参加方法

オンライン開催 (当日の参加方法については参加登録後にお知らせいたします。)

使用言語

英語(日本語の同時通訳あり)

参加費

無料

定員

オンライン:1,000名

申込締切

2022年2月27日(日)まで延長します。
※1000 人に達し次第、受付を終了させていただきます

参加登録

ページ上部の視聴申込ページよりご登録ください。

参加登録の際にご記入いただきました個人情報は、本シンポジウムの広報目的及び本シンポジウムの参加者を把握する目的に使用します。なお、保有期間中は農研機構プライバシーポリシーhttps://www.naro.affrc.go.jp/privacy_policy.htmlに従い適切に取り扱い、本シンポジウムの広報目的及び本シンポジウムの参加者を把握する目的以外には使用いたしません。

チラシ

第1回NARO食と健康の国際シンポジウム「「食」の研究を世界の市場へ」(PDFファイル)

 

プログラム*

※ 以下の内容(講演者)は変更される場合があります。

1日目

  • 蘭仏時間

    6:00-6:20

  • 米国中部時間

    23:00-23:20

  • 日本時間

    14:00-14:20

開会

開催挨拶

各5分

  • ・農研機構理事長 久間和生
  • ・オランダワーヘニンゲン大学研究センター フレスコ総長
  • ・フランス国立農業研究所 モーガン理事長
  • ・農林水産省農林水産技術会議事務局 青山豊久事務局長
  • 6:20-6:40

  • 23:20-23:40

  • 14:20-14:40

基調講演

  • 1.FAOローマ本部 Dr. Ismahane Elouafi チーフサイエティスト
    「食と健康」のグローバルトレンドと国際イニシアチブ
  • 6:40-7:00

  • 23:40-0:00

  • 14:40-15:00

  • 2.味の素(日)白神浩 執行役専務 Chief Innovation Officer 研究開発統括
    「食と健康の課題解決」に向けた味の素グループの挑戦
  • 7:00-7:20

  • 0:00-0:20

  • 15:00-15:20

  • 3.農研機構(日)山本万里 食品研究部門 エグゼクティブリサーチャー
    基礎から実用化まで切れ目ない研究開発による機能性食品の開発と将来の健康食品研究
  • 7:20-7:40

  • 0:20-0:40

  • 15:20-15:40

  • 4.Foundation for Food Agriculture Research (米)Dr. Chris Mallett取締役/元Cargill副社長(R&D担当)
    食と健康:科学だけでは不十分!

休憩10分

  • 7:50-8:05

  • 0:50-1:05

  • 15:50-16:05

講演

セッションⅠ 栄養・健康

セッションリーダー:亀山眞由美(農研機構 食品研究部門 所長)

【講演】

  • 1.農研機構(日)小堀真珠子(食品研究部門 食品機能研究領域長)
    健康長寿を目指す日本のヘルスプロモーションと研究開発
    ―日本食と構成食材(農産物)の健康機能性、おいしくて健康に良い食の開発・提案に向けた研究—
  • 8:05-8:20

  • 1:05-1:20

  • 16:05-16:20

  • 2.WUR(蘭)ir. MJ (Martine) van der Mast & dr. NJW (Nicole) de Wit
    一人ひとりに合った栄養と行動への影響
  • 8:20-8:35

  • 1:20-1:35

  • 16:20-16:35

  • 3.花王(日)高瀬秀人(生物科学研究所 主席研究員)
    健康的な日本人の食習慣を活かした内臓脂肪蓄積予防のための「スマート和食」の開発と実践
  • 8:35-8:50

  • 1:35-1:50

  • 16:35-16:50

【討論】

消費者個人が栄養バランスを意識し健康を高める行動をとるためには?

  • 8:50-9:10

  • 1:50-2:10

  • 16:50-17:10

【Pitch】

各5分

  • 1.Dole Asia Holdings Pte Ltd.(シンガポール):フルーツの機能性食品としての国際展開
  • 2.ヤクルト本社(日):乳酸菌飲料 による健康習慣の国際展開
  • 3.ネスレ日本(日):栄養補助食品事業のネスレヘルスサイエンス
  • 4.キユーピー(日):食からの健康長寿の実現に向けた「卵と脳機能に関する研究」

2日目

  • 蘭仏時間

    6:00-6:10

  • 米国中部時間

    23:00-23:10

  • 日本時間

    14:00-14:10

セッション Ⅱ 豊かな食と健康を支える作物開発

セッションリーダー:田口和憲(農研機構 中日本農業研究センター温暖地野菜研究領域栽培管理グループ 上級研究員)

【講演】

  • 1.農研機構(日)今井亮三(生物機能利用研究部門 作物ゲノム編集研究領域 ゲノム編集作物開発グループ長)
    iPB法は作物ゲノム編集を変える

  • 6:10-6:25

  • 23:10-23:25

  • 14:10-14:25

  • 2.INRAE(仏) Dr. Christophe Salon リサーチ・ディレクター
    植物と微生物叢との相互関係の解明にせまる高効率フェノタイピング技術

  • 6:25-6:40

  • 23:25-23:40

  • 14:25-14:40

  • 3.ウィスコンシン大学(米)Dr. Shawn Kaeppler ウィスコンシン作物イノベーションセンター(WCIC) 所長
    様々な環境に適応したトウモロコシの品種開発と利用の将来

  • 6:40-6:55

  • 23:40-23:55

  • 14:40-14:55

【討論】

育種技術のイノベーションで食糧問題を乗り切る開発戦略は?

―話題提供者のポジションからの見解-

  • 6:55-7:10

  • 23:55-0:10

  • 14:55-15:10

【Pitch】

各5分

  • 1.Bayer Crop Science(独):私たちの使命:科学とパートナーシップによる持続的な健康と栄養の課題解決
  • 2.DAIZ(日):高オレイン酸ダイズで自在に植物肉をデザイン
  • ほか調整中

休憩10分

  • 7:20-7:35

  • 0:20-0:35

  • 15:20-15:35

セッションⅢ 科学からビジネスへ

―食品科学から世界規模のビジネスへ―
セッションリーダー:後藤一寿(農研機構 NARO開発戦略センター・オランダ研究拠点駐在員)

【講演】

  • 1.FUJI EUROPE AFRICA B.V. (蘭) Dr. Liz Kamei グローバルイノベーションセンター・ヨーロッパ所長
    ヨーロッパにおける植物ベースの食品エコシステムを通じた市場機会の発掘
  • 7:35-7:50

  • 0:35-0:50

  • 15:35-15:50

  • 2.農研機構(日)根角厚司(果樹茶業研究部門 枕崎調整役)
    「高品質」を世界の市場に届けるための新たな茶品種の開発
  • 7:50-8:20

  • 0:50-1:20

  • 15:50-16:20

  • 3.欧州の食品産業クラスター
    Vitagora(仏) Bérengère Moindrot 国際開発マネージャー
    アグリ・フード分野の革新を目指した結果主導型の戦略
    FoodvalleyNL(蘭) Dr. Jeroen Wouters 国際連携部長
    オランダを中心とする食のイノベーション推進とスタートアップ 支援
  • 8:20-8:35

  • 1:20-1:35

  • 16:20-16:35

  • 4.GreatPoint Ventures (米) Mr. Ray Lane マネージングパートナー
    農業・食品産業向けベンチャーキャピタル投資
  • 8:35-8:50

  • 1:35-1:50

  • 16:35-16:50

【討論】

15分

フードテックにおけるオープンイノベーションの促進

  • 8:50-9:05

  • 1:50-2:05

  • 16:50-17:05

【Pitch】

各5分

  • 1.HighQuest Partners(米):アグリテック・フードテックの投資動向
  • ほか調整中
  • 9:10-9:15

  • 2:10-2:15

  • 17:10-17:15

閉会

閉会挨拶(総括)

農研機構 理事 勝田眞澄

閉会 closing

 

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